* それはとても、晴れた日で *

こう、自分の熱がぐわーっと滾って吐き出さないと苦しくなるほどのものに、久々に出会って改めて思うこと。
絵が描ける人はいいなあ、羨ましいなあ、素晴らしいなあ。

諸事情により現在長期休暇中の身をいいことに、日がな一日ずーっとpixiv巡りをしているけんども。
視覚情報って、やっぱり鮮烈。
表情、形、色彩。
素敵な絵に出逢うたびにはっとさせられて、ぎゅっと胸が苦しくなる。
これを言葉に表すことは不可能なんだろう、と。

言葉というのは、文章というのは、人に伝えるにはたくさんの装飾と遠回りを要して。
それでも結局最後は、人それぞれの持つ情景を刺激することしか出来ない。
わたしの頭の中にある景色をそのまま全て寸分の違いもなく見せることが、出来ない。
わたしの筆力がどこまでも足りないというのは当然大前提だけれども。
“紅い”といってもその色は千差万別。“笑う”といってもその表情は千差万別。
最後は全て受け手側に委ねることになる。

じゃあ何が出来るだろう。
この頭の中に渦巻いて、ぼーっとしていたらすぐにとっかえひっかえ移りゆく色を、どうやって吐き出して、どれだけ人をはっとさせられることが出来るだろう。
どうやったら、わたしの見た景色を伝えることが出来るだろう。

それには、ただ。
精進して精進して精進して。
受け手の心を動かせるほどの言葉を、流れを、書き綴るしかないのだと。
わたしが見たものよりもっと美しいものを見てもらえるように、ただひたすらに伝える努力をするしかないのだと。
そう思いましたっ！（なにこれ作文ンンン？！）