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地味スーツとピンクベスト鳩胸コンビ。
ナマモノ。
甘くはないけど腐臭。
地味スーツがぐるぐるぐだぐだ独り言。
CPはどっちでもおk。(わたしはピンク×地味派)
ナマモノ。
甘くはないけど腐臭。
地味スーツがぐるぐるぐだぐだ独り言。
CPはどっちでもおk。(わたしはピンク×地味派)
************
中2から、数えて16年。人生の半分ほど。しかもその期間のほとんどを、毎日のように面合わせて。
もういい加減、あいつの存在なんか空気だ。
友情だとか愛とか恋とか、そんなものはとうに飛び越えた。
プライベートはなるべく別れるようにしている。
それは、ほんとに空気だから、例え一緒に居ても今更特段話すこともないからであり。(居れば居たで、ガキの頃のノリそのままにげらげらするもんだけど)
あの日あの時、「お前の片割れはぽんこつだ」と、あの頃の俺らにしてはまさに死刑宣告そのものの言葉を突き付けられ、それならばと苦し紛れに繰り出した最期の一撃、そのぽんこつをネタにしようと決めたあの日、告げたことでもあり。
今までと同じ距離に居たら、俺までそのぽんこつに染まってしまうから。
あいつのぽんこつを最大限引き出して、しかもそれで笑いを取るには、俺はあくまで“まとも”で居なくてはならない。
そもそも、他人に指摘されるまであいつのぽんこつに気付かなかった俺も、十分ぽんこつだった。あいつのぽんこつに馴染んでしまってた。
これからそれに突っ込んでいくならば、慣れてしまったら駄目なんだ。
あいつの馬鹿に、まず第一に、俺が、笑えなきゃ駄目なんだ。
俺が笑えたら、いや、ぽんこつだからこそ笑えないことも嫌になるくらい言いやがるけど、とにかく、俺が拾えたらそれでいい。
そうしたら後は、何がなんでもこの俺が大きな笑いに変えてやる。
そう言うと、あいつは一言、分かった、とだけ言った。
あいつにとっての俺だって、多分俺があいつに対して思ってることとそう大差はないんだろう。
勿論俺達はそれぞれ個別の人間であって、しかも性格も割と違うタイプであるからして、俺の感じることときっかりイコールにはなるまい。
なるまいが、けれど俺はそれに興味はないし、それについて話す気だってない。
そこには多分、気体が実は固体でした、なんてオチに怯える気持ちがあるんだろう。
唯一無二の親友だと思っていた日々もあった。
愛してたあの子にフラれた夜、一晩中傍に居てくれたあいつに、恋を見た日もあった。
ぽんこつだと詰られた夜、余りの先の見えなさに震えて、互い縋った肌の隙間に、愛が揺れた気がした。
ついに実家まで追い出されたあの時、何度目か分からない俺の解散宣言に、「あんたとなら死んでもいいよ」と言ったあいつに酷い責任を覚えた。
俺があいつを巻き込んで、気付けばこんなところまで。
糞みたいなあの日々ですら後戻りする梯子はとうに外されていたのに、今ではもう自分達の意思すら通じない。
ウケなくて、売れなくて、金もなくて、そんな生活に付き合わせて申し訳ない、あいつにも、あいつの両親にも。
そんな後ろめたさも売れたらなくなるかと思ったけど、結局はなくならなかった。
どっちもどうしようもない、糞みたいな毎日。
けれど手離すことは出来ない、今だって、あの頃だって多分結局。
そんな、愛も恋も友情も罪も欲も、更に言うならば自己愛だって混ざりに混ざって名前もなくした気持ちでそれでも更に長い時を過ごせば、結論、それは発酵して熟成して腐敗して、もう俺はあいつをあいつとして認識していない。
“インテリア”とは漫才でのあいつのボケだったか、しかし言い得て妙だと実は酷く感心していた。
世界は常に俺を中心として回り、その世界の中心で俺は一人。
時々寒くなったら布団にくるまって暖をとり、時々人恋しくなったら肌を合わせて誤魔化して。
その全てに対応出来るあいつはまさに万能最高の“インテリア”。
いつかはきっと、寿命がくるのだろうけど。
割と使い方荒いしな。耐用年数だってとっくに越えてるだろ。
壊れたら、それまでだ。もう代わりはないし、いらない。
最高性能万能型まで作り上げる時間労力精神力、全部がもうめんどくさい。
壊れた時は、泣いてやるから。
だからおまえも、壊れたなら全部忘れてくれ。
そうしたら俺はきっと、残った一人の世界で何事もなかったように生きていけるから。
************
彼らを好きだなぁと思ったことには、面白いからという理由よりも邪道な理由があって。
そうしてハマって見てみたら、結果面白くなって今ではすっかり虜ですが。
けど、時にチラつく邪道側の理由と現実から逃げ出してみたら、行き着いた先が昔のフィールドでしたってオチ。
これはわたしが想う気持ち。
けどあなたは決して万能高性能ではないけどね。
中2から、数えて16年。人生の半分ほど。しかもその期間のほとんどを、毎日のように面合わせて。
もういい加減、あいつの存在なんか空気だ。
友情だとか愛とか恋とか、そんなものはとうに飛び越えた。
プライベートはなるべく別れるようにしている。
それは、ほんとに空気だから、例え一緒に居ても今更特段話すこともないからであり。(居れば居たで、ガキの頃のノリそのままにげらげらするもんだけど)
あの日あの時、「お前の片割れはぽんこつだ」と、あの頃の俺らにしてはまさに死刑宣告そのものの言葉を突き付けられ、それならばと苦し紛れに繰り出した最期の一撃、そのぽんこつをネタにしようと決めたあの日、告げたことでもあり。
今までと同じ距離に居たら、俺までそのぽんこつに染まってしまうから。
あいつのぽんこつを最大限引き出して、しかもそれで笑いを取るには、俺はあくまで“まとも”で居なくてはならない。
そもそも、他人に指摘されるまであいつのぽんこつに気付かなかった俺も、十分ぽんこつだった。あいつのぽんこつに馴染んでしまってた。
これからそれに突っ込んでいくならば、慣れてしまったら駄目なんだ。
あいつの馬鹿に、まず第一に、俺が、笑えなきゃ駄目なんだ。
俺が笑えたら、いや、ぽんこつだからこそ笑えないことも嫌になるくらい言いやがるけど、とにかく、俺が拾えたらそれでいい。
そうしたら後は、何がなんでもこの俺が大きな笑いに変えてやる。
そう言うと、あいつは一言、分かった、とだけ言った。
あいつにとっての俺だって、多分俺があいつに対して思ってることとそう大差はないんだろう。
勿論俺達はそれぞれ個別の人間であって、しかも性格も割と違うタイプであるからして、俺の感じることときっかりイコールにはなるまい。
なるまいが、けれど俺はそれに興味はないし、それについて話す気だってない。
そこには多分、気体が実は固体でした、なんてオチに怯える気持ちがあるんだろう。
唯一無二の親友だと思っていた日々もあった。
愛してたあの子にフラれた夜、一晩中傍に居てくれたあいつに、恋を見た日もあった。
ぽんこつだと詰られた夜、余りの先の見えなさに震えて、互い縋った肌の隙間に、愛が揺れた気がした。
ついに実家まで追い出されたあの時、何度目か分からない俺の解散宣言に、「あんたとなら死んでもいいよ」と言ったあいつに酷い責任を覚えた。
俺があいつを巻き込んで、気付けばこんなところまで。
糞みたいなあの日々ですら後戻りする梯子はとうに外されていたのに、今ではもう自分達の意思すら通じない。
ウケなくて、売れなくて、金もなくて、そんな生活に付き合わせて申し訳ない、あいつにも、あいつの両親にも。
そんな後ろめたさも売れたらなくなるかと思ったけど、結局はなくならなかった。
どっちもどうしようもない、糞みたいな毎日。
けれど手離すことは出来ない、今だって、あの頃だって多分結局。
そんな、愛も恋も友情も罪も欲も、更に言うならば自己愛だって混ざりに混ざって名前もなくした気持ちでそれでも更に長い時を過ごせば、結論、それは発酵して熟成して腐敗して、もう俺はあいつをあいつとして認識していない。
“インテリア”とは漫才でのあいつのボケだったか、しかし言い得て妙だと実は酷く感心していた。
世界は常に俺を中心として回り、その世界の中心で俺は一人。
時々寒くなったら布団にくるまって暖をとり、時々人恋しくなったら肌を合わせて誤魔化して。
その全てに対応出来るあいつはまさに万能最高の“インテリア”。
いつかはきっと、寿命がくるのだろうけど。
割と使い方荒いしな。耐用年数だってとっくに越えてるだろ。
壊れたら、それまでだ。もう代わりはないし、いらない。
最高性能万能型まで作り上げる時間労力精神力、全部がもうめんどくさい。
壊れた時は、泣いてやるから。
だからおまえも、壊れたなら全部忘れてくれ。
そうしたら俺はきっと、残った一人の世界で何事もなかったように生きていけるから。
************
彼らを好きだなぁと思ったことには、面白いからという理由よりも邪道な理由があって。
そうしてハマって見てみたら、結果面白くなって今ではすっかり虜ですが。
けど、時にチラつく邪道側の理由と現実から逃げ出してみたら、行き着いた先が昔のフィールドでしたってオチ。
これはわたしが想う気持ち。
けどあなたは決して万能高性能ではないけどね。
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